【クルマの自力整備手帳】レガシィターボのDIY整備記録

生粋のレガシィ好きによるDIY整備記録

【レガシィ アイドリング不調】スロットルバルブ洗浄でEJ20ぶっ生き返す!!!※追記「と思いきやそうでもなかった話」

こんにちは(^o^)

 

先日から続いているアイドリング不調を直すために、今回はスロットルバルブ洗浄に挑戦しました。

 

前回の記事にコメントしてくださった方へ

届いていますでしょうか??
時間がなかなか取れずに遅くなってごめんなさいm(_ _)m

 

前回の記事→【レガシィ アイドリング不調】吸気系が原因か?インタークーラーを外してスロットルバルブを確認 - 【クルマの自力整備手帳】レガシィターボのDIY整備記録

 

※結論から言うと、エンジンの調子がかなりよくなりました。

※「後日ECUリセットしたらそうでもなかった話」を8日後に追記しました。

 

今回も、漢気MAXのDIYです。

 

【車名】
LEGACY BP5 2.0GT Spec.B 5AT

【年式】
2003年5月 A型

【排気量】
2000cc

【エンジン】
水平対向4気筒DOHC ターボ

【最高出力】
260馬力(6000rpm)

【車両重量】
1,460kg

 

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まずは工具を揃えよう

今回使った工具たちをご紹介します。

  • トルクレンチ
  • ラチェットレンチ
  • レンチソケット
  • エクステンションバー
  • プラスドライバー・マイナスドライバー
  • ペンチ・ラジオペンチ
  • 呉工業エンジンコンディショナー
  • 軍手・ボロ布・LEDライト
  • 木づち・バール

E-Valueトルクレンチ・レンチソケット

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この価格帯のトルクレンチを買うならE-Valueの製品が、コスパ・性能・強度ともに優れていると感じます。 

エクステンションバーも付属していて便利!

E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 12.7mm (1/2インチ) ETR4-200

E-Value プレセット型トルクレンチ 差込角 12.7mm (1/2インチ) ETR4-200

 

ラチェットレンチ

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近くのホームセンターで購入したものです。トルクレンチと同じ1/2インチなので、ソケットを共用できます。

プラスドライバー&マイナスドライバー 

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どんなDIYをするにも必需品です。

安いドライバーはネジを回すと壊れるので、ケチらずにしっかりしたものを買うべきです。

ペンチ・ラジオペンチ

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ペンチ類も必需品なので、強度がしっかりしたものを買うべきです。

呉工業エンジンコンディショナー

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メインの洗浄剤がコイツです。

呉工業さんは安価でエエもの作ってくれてますね。

その他、使ったもの

  • 軍手
  • 乾いた布
  • LEDライト

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あれば便利と感じたもの

  • 木づち
  • バール(釘抜き)

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木づちやバールは、固いインタークーラーを外すとき助かったのでとても便利かと。 

さあDIY作業開始!

さてさてここからが本番です。

整備手順は以下の通り。

  1. エンジンのカバー外す
  2. インタークーラー外す
  3. イグニッションをONの位置にする(エンジンは掛けない)
  4. アクセルペダルにレンガを乗せてスロットルバルブ開ける
  5. スロットルバルブにエンジンコンディショナーを吹く
  6. 乾いた布で「やさしく」拭き取る
  7. イグニッションをOFFにする。
  8. インタークーラーを取り付ける(ネジも全部)
  9. エンジンをかけて動作テスト

 

どうでしょ。意外にサクッとできそうな気がしませんか?

1. エンジンカバー外す

エンジンカバーはエンジンの上を覆っているロゴ入りのもので、4箇所のプラスチック製のネジ(?)を抜けばすぐに外せます。

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2. インタークーラー外す

インタークーラーを外すために必要な作業は、この2つだけです。

  • 六角ボルトを4箇所はずす
  • エアダクトホースを締めているネジを2箇所外す

吹き返したブローバイガスが固着していたものの、バールを使えばすぐに外せました。

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3. イグニッションをONの位置まで回す(エンジンはかけたらダメ!!)

エンジンキーをエンジンがかかる一つ手前まで回してシステム電源をONにします。

ちょうどこの位置です↓

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※このとき絶対にエンジンはかけないでください。やったことないので分かりませんが、インタークーラー外した状態でエンジンをかけるのはトラブルの元です。

4. 重たいレンガをアクセルペダルに乗せてスロットルバルブを開ける。

コンクリートブロックでもつっかい棒でも何でもいいです。

すると、閉じていたスロットルバルブが開きますよ〜!!

5. スロットルバルブにエンジンコンディショナーを吹く

いよいよメイン作業です。

呉工業のエンジンコンディショナーをブシューッ!!!!

 

15秒ほどスロットルバルブの奥わめがけて吹き付けました。

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(これは閉じている状態です)

 

【注意事項】

※スロットルバルブに直接エンジンコンディショナーが掛かるのはNG!

今回は問題は起きませんでしたがやり方としてはオススメはできないです。

※スロットルバルブの淵の「黒いすす」のようなものはモリブデンコーティングの可能性あり(要検証)

モリブデンコーティングだとすれば削り取ったらダメ!

※スロットルバルブに直接吹きかけるやり方をマネせず、エンジンコンディショナーを染み込ませた布で丁寧に拭いてください。(モリブデンコーティングを剥がさぬよう)

※ブレーキマスターバッグに入り込む危険性があるので、たくさん吹き付けるのもNGかと。

6. 乾いた布で「やさしく」拭き取る

レガシィのスロットルバルブよりもっと奥にはブレーキマスターバッグにつながるホースがあり、そこにエンジンコンディショナーが混ざるとNG!!

きちんと拭き取っておきました。

7. イグニッションをOFFにする

バッテリーが上がらないように、そして安全のために必要なければ電源OFFです。

8. インタークーラーを取り付ける

エンジンの動作テストのためにインタークーラーを取り付けます。

固かったので、マウント部(?)のネジ外してずらせば上手く取り付けられました。

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9. エンジンをかけて動作テスト

イグニッションキーを回してエンジンをかけましょう!


【アイドリング不調】Legacy BP5 2.0GT Spec.B エンジンコンディショナーでスロットルバルブ洗浄

うまい具合に回ってくれてますね!!

そもそも回らなきゃ困るのですが^^;

 

※このときイグニッションがかかりにくい傾向があるので、掛かるまでスターターを回します。

まとめ

さっそく走行テストをしてみるとすぐに効果が現れました!

  • 低速トルクが明らかに向上
  • AT変速のタイミングが早くなった

低速トルクの向上はかなり体感できました。

本当にすぐにスピードが出ちゃうので、今まで以上に免許を大切にする心が必要ですね(^o^)

 

スロットルバルブ洗浄をするきっかけとなったアイドリング不調は寒いときにだけ出ていたので、直ったかどうかは分からないですが、それでも性能が回復したことは嬉しいご褒美でした^_^

 

それではまた、

という記事を公開したのですが、

8日後にECUリセットをしてみるとそうでもなかった話を追記します。

【ECUリセットでまたアイドリング不調】レガシィBP5のスロットルバルブ洗浄後にアイドリング不調が再発したって話 - 【クルマの自力整備手帳】レガシィターボのDIY整備記録

 

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